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■ルールXYZ

□上位世界のルールXYZ

・ルールY
 今作のカケラは、カケラの海の本物ではなく、領地の魔女が作った模造品である
(造物主の域に近い。このルールが魔女の存在そのもの)
(上位世界ではカケラに、下位世界ではノート片に。ボトルに全てのページは入っていない)


 確かに、これは本当の海ではないかもしれません。
 …でも、ここに泳ぐ彼らが海だと信じたなら、これは確かに海なんです。

 たとえ、有限の水槽の中だったとしてもね。
 

・ルールX
 領地の魔女は、現時点では、救いのある模造カケラを1つも作成していない
(本物のカケラではないため、領地の魔女が作成した分しか可能性が存在しない)
(領地の魔女に今から新たに救いのある模造カケラを作成させる以外に救われる手がない)


 海だって、有限ですよ。
 うぅん、仮に無限だったとしても。
 私たちは生きている内にどれほどの広さを行き来できるんでしょうね。
 きっと、それは海よりずっと狭い。
 

・ルールZ
 模造カケラ毎に、気象条件や人物の知識・性格設定などを少しずつ変えてある
(台風の到来時刻が一定しない/毎回異なる人物の主観・視点が多少加えられている?)
(同じ行動でも結果が変わる→少しずつ行動を変えて分岐の条件を見つける戦術が使えない)


 人間というのは、どんなに見聞を広めようとも、所詮は自分ひとりの価値観しか持てない。
 だからこそ、異なる価値観を持つ人間と交流することはこんなにも面白いのかもしれない。
 

□下位世界のルールXYZ


 あいつ、何でもかんでもトラップXルールXYZで説明しようとするわよね。
 トラップXルールXYZって何よ、ヘンなミステリー小説ゲームのお約束ゥ?
 

・ルールX
 毎回異なる人物が、土地特有の外的要因の影響で、行動に異常を来たし、殺人を行う
雛見沢症候群→悪食島の悪霊)

・ルールY
 突発事態に妨害されない限り、ゲーム終了時に、ゲーム盤上の人間全員が死亡する
雛見沢大災害or終末作戦→不幸な事故)

・ルールZ
 伝説に影響された多数の人々が、誤った思い込みから真実を歪めて解釈してしまう
オヤシロさまの祟り→ボトルメールのノート片)

■下位世界のルールY&ルールX

・ゲーム終了時刻の人物全滅現象→不幸な事故→時限式トラップ

・時限式トラップの正体は屋敷周辺一帯の地下の空間を利用した地盤崩落である
→地下の空間は渡来庵・薔薇庭園・園芸倉庫・礼拝堂を含む範囲に広がっていた
→屋敷の位置は予め地盤の強度上の弱点となる地点を選んで建てられていた
→地下ボイラー室も爆発の破壊力を地盤に効率よく伝える位置に配置されていた

→地盤崩落であれば天災並みの破壊力と人間の犯人の関与の可能性を両立できる
→建造物が垂直に落下する破壊となり、噴火・土砂崩れとは被害状況はかなり異なる
→建築時の地盤調査不足、屋敷設計上の強度計算ミス、ボイラーの管理運用ミスなど、
 右代宮家関係者による人災として警察発表は事故、マスコミは事件呼ばわりし続けた


・地下の空間とは未知の幻覚成分を含む火山性ガス溜りの空間である
→悪食島の悪霊の由来は火山性ガスの幻覚成分が原因の惨事である



 “第十の晩に、旅は終わり、黄金の郷に至るだろう。
 

or第十の晩の【黄金の郷】は、ごく単純に、黄金の故郷=金鉱が見つかるという意味


→地下の空間とは小豆島金山採掘のため無数に掘られた坑道跡である
→小豆島の名の由来は小豆大の自然金が多数発見されたことによる
→悪食島の名は小豆島を隠し金山にしたかった封建領主が後から広めた
or悪食島の名は金山採掘時に噴出した幻覚ガスによる惨事に由来する


・そもそも小豆島から六軒島に変わった経緯が全く分かっていない
→作品内で公に伝えられている名前の変遷と真の変遷は全く逆順だった?

→元の住民の戸数→六軒島→小豆大の自然金→小豆島→幻覚による惨事→悪食島

or修験道の開祖とされる役小角は7世紀頃に伊豆大島に流されたことがある
→昼の間は伊豆大島に、夜には空を飛びor海を歩いて本土に渡ったとの伝承がある
→夜に本土に渡った→伊豆大島を留守にして伊豆諸島内で活動するための方便
→作品世界内ではこのとき小豆島金山に関わっていた可能性も充分に考えられる
→旅の修験者は役小角直系の弟子or年代によっては本人を指す可能性もある
→千年の魔女ベアトは中世・修行者のような言葉を選ばず古代の東洋魔術師と呼んだ

・役小角の生誕の地は奈良県御所市茅原であると伝えられている
→六軒を含む地名は全国にあるが、この奈良県御所市にも六軒町がある
→この地域では1740年に御所流れと呼ばれる大洪水が発生した
→この地の六軒町の名はその被害で家が六軒しか残らなかったことに由来するという
→年代的に、作品世界内での六軒の名の由来のつながりを想定することは難しい
→作品外でのヒントとして、上記つながりからこの順の変遷を連想することは可能

→小豆大の自然金→小豆島→幻覚による惨事→悪食島→被害後の戸数→六軒島
or小豆大の自然金→小豆島→幻覚惨事後の戸数→六軒島→後世の風評→悪食島

→熊沢家・南條家・川畑家は悪食島の悪霊の惨事で生き残った六軒の内の三軒
→惨事後に新島に移り住んだ者の子孫→黄金の正体が金塊ではなく金山と知る家系
→一軒は封建領主の屋敷→残りの二軒が呂ノ上家・郷田家というのは穿ち過ぎか?
→4日に船着場まで来た船長を含めて苗字=家の名が6個になるのは暗示的ではある

・修験者=山伏は山岳修行者であり、鉱山に詳しい者も多いと考えられる
→旅の修験者も鉱山知識に明るく、幻覚ガスを海中に逃がす?など対策し、
 坑道を封印し、悪食島の悪霊の噂を流して被害の拡大を防いだと推定
→必ずしも東洋魔術的結界ではなく、科学的防災対策としての一面もあった


・伊豆諸島の対岸の伊豆半島は菱刈金山開発までは佐渡に次ぐ日本第二の金山
→伊豆半島の金鉱床の成立には伊豆諸島の火山が関わったとされてもいる
→近年では伊豆諸島南部で金を含む海底熱水鉱床も複数発見されている
→架空の設定として伊豆諸島で金鉱が見つかるのはさほど荒唐無稽ではない

・金蔵のモデルと想定している是川銀蔵氏は菱刈金山にまつわる仕手戦で有名
→相場師としての是川氏以上に金鉱の評価眼がモデルとされたのではないか
→菱刈金山は現在では佐渡を抜いて通算産金量が日本一となっている
→菱刈金山の金鉱石は平均的な金鉱石の10倍の金含有率とも言われる
→架空の設定として実在する数倍程度の金含有率はさほど荒唐無稽ではない

・マルソーのモデルは是川氏の機関店(取引に主に使用する証券会社)とされる丸荘証券と想定
→是川氏の破産の危機には(影響の大きさもあり)野村證券と共に異例の支援を行ったとのこと
→マルソーの会長のモデルは丸荘証券の創業者である林荘治氏と想定している
→1954年に亡くなっている→是川氏の機関店となった頃には代替わりしていた
→相場関連の書籍によると林荘治氏の名の読みはソウジ、丸荘の読みはマルソウらしい
→ネット上の情報では丸荘の読みはマルショウとマルソウとが混在している→どちらでも近い
→林氏は1930年の金輸出解禁に伴う経済混乱の動きを読んで巨利を得たとされる人物
→金鉱の担保価値を理解し、金蔵の保証人となった人物のモデルとしてふさわしいと思われる
→関東大震災後は紡績関連、戦後は軍需関連でも利益を上げたらしい→金蔵のモデルでもある?

→例えば地質調査の結果、低コストで採掘可能な予想産金量だけでも10トン以上、
 コストをかけて開発するなら埋蔵量は百トン以上、など担保として充分だったと推定
→凄まじい金含有率の金鉱が、凄まじい純度を持つ黄金のインゴットと言い換えられた
→万一の際には採掘権を秘密裏に譲渡することをマルソーの会長だけの特別な担保とした
or金山の存在は財界の有力者ごく数人だけに、金山の場所はマルソーの会長だけに教えた

・右代宮家はかつて小豆島を隠し金山にしようとしていた封建領主の子孫
→それ以降も将来小豆島金山を採掘できる日を信じて小田原を拠点にしていた

→金採掘が一族の目標であったため、当主の名として金蔵を継承していた

→当代金蔵は20世紀の今こそ採掘技術の機械化・自動化の進歩によって
 まもなく採掘可能になると判断して、かつての小豆島を強引に取得した
→金蔵が鉄鋼業界の大株主となったのは、配当金だけでなく金鉱開発のため
→兼業あるいはグループ企業で鉱山開発を行っている鉄鋼企業を選んでいたと推定
→是川氏と関連付けて考えるなら、モデルは住友金属工業と住友金属鉱山辺りか?

→ガスを避けて安全安価に採掘するには更に数十年の技術の進歩が必要だった
→数十年先の採掘時の巨大な資産価値を見抜いて担保を設定できる人物が必要だった
→この条件を満たす人物としてマルソーの会長と手を組んていたものと推定
→モデルの人物同様に金輸出解禁の際の経済混乱の動きを読んで巨利を得たのだろう
→作品世界では、その裏で未公表の超高品質の金鉱脈の情報が流れたかもしれない


・鉄鋼業界の大株主であれば重量物の運搬・保管は出資先企業の得意分野ではないか?
→百トンならともかく、高々10トンの金塊を確保するために島ごとの所有が必要か?
→株主であっても秘密裏に10トンを運ばせるのは難しい?→島を丸ごと買うよりも?

→12.5kgのラージバー、アメリカ規格なら200×80×45mmで8百本
→積み重ねれば80×80×90cm、敷き詰めれば400×320×4.5cm
→1987年の絵羽には運び出せなかったかもしれない→東京都に島を押さえられた

→1930年の金輸出解禁の際の混乱で、国としての日本の金地金備蓄量が激減している
→ネット上の情報によると現在金を千トン以上備蓄する国は6カ国、日本は7百トン台らしい?
→金蔵の立場であれば融資完済後に国の金備蓄施設に金塊を保管させる手立てもあったのでは?
→1950〜1980年代に個人所有の10トンの国有化を持ちかければ歓迎されたのでは?

・1996年フォーブス誌個人資産ランキング(日本人のみ抜粋)(1986年の資料は未入手)
→1位92億ドル、10位25億ドル、40位10億ドル(1996年末:1ドル≒116円)
→10年後の資料だが、金塊10トン200億円では、日本で100位以内にも入りそうにない
→作品内のマスコミは、いわゆる地方の資産家レベルの相続人を10年以上も叩き続けたのか?

・留弗夫・秀吉の会社は2〜3億の融資があれば当面の危機を凌げる程度の規模
→1998年の右代宮グループは莫大な資本での企業買収攻勢を繰り返せる規模
→作品外のマスコミが大きく取り上げる企業買収額は数千億円以上が一般的では?

→これら作品内での描写の印象と比べて10トン200億円ではゼロが1つ足りないと思える

→金塊=単に死蔵されている200億円の動産と、資産価値が同程度で活動中の企業と
→経営能力を自負する人間の目から見れば、後者のほうが魅力的に映るのではないか?
→蔵臼が使い込んだとされる、金蔵が稼いだ数百億円の財産=企業の株などがほぼ残っていた?

→金蔵の事業の相続権があるなら、金塊10トンでは殺人のリスクにはゼロが1つ足りない印象
→作者氏は金塊百トン2千億円と描写するのも簡単だったはず→わざと1桁少なく描写した?
→本当は黄金が金塊ではなく、島からは決して動かせない形状である、というヒントでは?

→埋蔵量百トン以上の凄まじい金含有率の金鉱が手に入るのであれば作中の印象に匹敵する
→とはいえこの辺りは印象論で、人によっては金塊10トンを不自然とは感じないだろう


→金塊10トンが金山なら納得できる、と感じた人間の観点から、更に坑道説を推し進めてみる

・坑道の1本は九羽鳥庵への地下通路として転用された
・坑道の1本は地下の黄金の部屋とそこへの通路として転用された
・坑道の1本は本家屋敷・礼拝堂・園芸倉庫間の地下通路として転用された
・坑道の1本は海底坑道で、新島の地下に達し、海底通路として転用された

→船でのんびり30分→10ノット強?→新島六軒島間の最短距離は10km以内と推定
→川畑船長は硫黄島の25kmと比較→その距離までなら驚きはしても信じなくはない?
→作品外の日本にも海外にも、海底炭田などで数km程度の海底坑道は実在する
(現代の釧路炭田、20世紀前半頃の宇部炭田、長さは未確認だが佐渡金山にも存在した)

・EP4までの赤文字では島外との間の通路・移動手段の存在は否定されていない
→後のEPで赤文字で否定されるまでは、新島六軒島間の海底通路の存在を仮定できる
→この通路の存在により、赤文字による人数確定の瞬間を跨がない任意のタイミングで、
 台風の中でも航空機や船舶に依存することなく六軒島在島者数を一時的に増減させて、

・海自の特殊部隊海猫部隊
・再編された陸自の特殊部隊山狗部隊海猫チーム
・小此木食品私設暗殺チームとして再雇用された旧山狗部隊雲雀チーム
・十数人のコスプレ姉ちゃんと数人のコスプレ中年の混成集団

などの、任意の集団を一時的に六軒島に出現させることが可能となる


 18人目のXは存在しないッ!!これは全ゲームに共通することである!!!
 

→EP4のこの赤文字がゲーム盤全体にかかるとすると一時的増減ではかわせない
→その場合はその時点での死者数以内の人数まで出現させることが可能となる


・夏妃は旅の修験者の子孫(賀茂家?)で、岩礁の祠の結界の経年劣化を修復し、
 右代宮家の資金協力も得て事態を完全解決するために送り込まれた
→金蔵も、仮に新島側に幻覚ガスが噴出した場合の被害の大きさを憂慮して、
 夏妃と協力して岩礁の祠を再建し、結界=防災対策の修復に尽力していた
→偶然の落雷で岩礁の結界が破壊されて、幻覚ガスが再噴出してしまった

or30年計画での封印の最後の手順に失敗して、岩礁の祠ごと吹き飛んだ
→金蔵と夏妃はこの失敗で完全に幻覚の支配下に置かれてしまっている
→EP3の絵羽と楼座も同様に黄金の部屋で幻覚の支配下に置かれた

→地盤崩落は視点を変えると落盤事故でもあり、坑道を埋める効果がある
→万一の事態に備えて予め碑文の形で緊急対応手順を掲示しておいた

→だったらもっと分かるように書いておいてくださいよ

→だって家族に余計な心配かけたくなかったんだもん

・封印失敗の原因は事前に紗音に霊鏡が割られていたせい?
・ワルギリアが三面鏡を魔法に使っていたのはどう見るか?
→いやしかし火山性ガスを鏡で封印とか実際あり得なくね?
→あと火山性ガスが蜘蛛苦手だとかマジあり得ねんスけど?

→実は金鉱と火山性ガスというのはミスディレクションだった


→真相は強力な催眠能力を持つ金に似た鉱物型宇宙人の陰謀


→実は鉱物型宇宙人は鏡と蜘蛛が超苦手なのだ→そういう設定だからな


 人間以外の生命は一切、このゲームに関係がない
 

→この赤文字がなかったら毒蛾の鱗粉を疑ってるところだったんだけど?
→鉱物型宇宙人は生命じゃないし→鉱物だから物→でも宇宙【人】って?
→じゃあ宇宙の人間だから人間以外じゃない→なら在島者数に入りますか?

→それで結局火山性ガスは今回も又濡れ衣?
→火山性ガス連続冤罪事件?

→火山性ガス連続冤罪事件