■プレイスタンス
全てを人間とトリックで説明することで魔女の存在を否定する(人間派)
↓
全てを人間とトリックで説明することで魔女の無実を証明する
↓
魔女の濡れ衣を晴らすために全てを人間とトリックで説明する(魔女派?)
↓
・自己犠牲の否定
魔女が自ら全ての罪をかぶって生贄になることを許してしまうと、
千年先にどこかの村でルールZの原因になってしまうかもしれない
↓
魔女の自己犠牲を許さないために全てを人間とトリックで説明する(?派?)
EP4現在では↓この手に頼らざるを得ないほどではなさそうだが
魔法による殺人(ないし死体損壊)は断罪されるべきだが
魔法による密室構築・死体隠蔽までは拒否する理由はない
というスタンスでプレイする
・自分1人でも複数の視点を持つ
・1つの仮説に執着しない
・仮説間の整合性に拘らない
■魔女は“い”るのか?
毎回の台風の到来時刻が一定しない理由を人間とトリックで説明できるか?
・人間の技術で台風を制御した→オーバーテクノロジー過ぎるので拒否する
・全エピソードはニンゲンが作った創作物である→不都合はない。許容する
・魔女が魔法で台風を呼んだ→不都合はない。魔法殺人がないなら許容する
・今作のカケラでは天候は不変ではない→論理ではなく嗜好により拒否する
創作説と魔法説を許容するので魔女の存在はどちらとも仮定しない
推論の前提にするのではなく推論の結果として判断することとする
■探偵役のスタンス
□EP1お茶会
でも、それで誤魔化しちまっていいのかよ?!
あれだけ大勢を殺した憎き犯人を見つけ出したいとは思わねぇのかよ?!
目的:真犯人と真相を明らかにするため
手段:全てを人間とトリックで説明することで魔女の存在を否定する
この頃には、全ては魔女が魔法でやった、などといういい加減な作り話で
真犯人と真相を誤魔化されたりしない、という強い意識が感じられた
□EP2以降
だが拒否するッ!!
俺の勝利条件は魔女の存在を否定することだぜ。
貴様の魔法による不可能犯罪を、人間の手でも可能であることを証明するところまで!!
俺はお前の密室を人間にも可能だと打ち破った。
だが、だから誰が犯人だと具体的に追及はしない。
目的:魔女の存在を否定するため
手段:全てを人間とトリックで説明する
この頃には、すでに真犯人と真相はどうでもよくなっているように見える
もはやその内、
・全ては未来人が現代には存在しない未知の技術でやった
・全ては宇宙人が地球には存在しない未知の技術でやった
などのいい加減な作り話で真犯人と真相を誤魔化されても
(推論の結果、未来人or宇宙人の犯行を認めざるを得ない場合は別だが)
魔女さえ否定できるなら喜んで飛び付きそうにすら見える
□EP4終盤
お父さんもお母さんもお兄ちゃんも、誰も帰ってこないッ!!
………私の家族は全て、あの日の六軒島から帰って来ない…!!
目の前のあの魔女が、家族を全て、お兄ちゃんさえも奪い取ってしまった…!
→赤文字で留弗夫・霧江・戦人は帰って来ない旨を発言して(できて)いる
→赤文字で目の前の人物は魔女であると発言して(できて)いる
→これらが作品世界全体で真実であるならば戦人は既に敗北している
目的:早く家に帰るため
手段:全てを人間とトリックで説明することで魔女の存在を否定する
これに類する目的で謎に挑む魅力的な探偵役が登場する作品もなくはないだろう
だが、早く家に帰るために謎に挑む探偵役が、最初に立ち上がったときの
真相究明の姿勢に共感したことを思い出すと、素直に応援したくはなくなる
君はもう真犯人と真相を明らかにすることは本当にどうでもいいのか?>戦人君