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■碑文構造分析
■絵羽の解読方法の考察
■鍵
■鍵穴
■考察中のメモ

■鍵


 懐かしき、故郷を貫く鮎の川
 

■ラインの黄金
・故郷→金蔵の子供達のネーミング&あちらさんも目覚しく復興→ドイツ
・鮎→Au→金

→ドイツを貫く黄金の川→ラインの黄金→ライン川

■ライン川(別解)
・片翼の鷲→双頭の鷲→ハプスブルク家→発祥の地→ライン川上流
・金を元素記号で表現→(当主継承頃発見された新元素)レニウムの語源→ライン川
・1つの川に黄金伝説(ニーベルングの指輪)&魔女伝説(ローレライ)→ライン川

■ニーベルングの指輪
・金蔵の子供達の名はヒトラー周辺の人物とも重なる?
→原典である北欧叙事詩よりワーグナーの歌劇の設定を重視?
・愛を諦めた者だけがラインの黄金から支配の指輪を鍛えられる
→支配の指輪は持ち主に無限の権力を与える
・支配の指輪→当主の指輪
・無限の権力→当主の名の継承?→無限の魔女
・ラインの黄金→全ての遺産の継承?→黄金の魔女
・愛を諦めた者→愛がなければ視えない

■ヨーロッパの川に鮎はいない


 今はだいぶ開発が進んだでしょうから、鮎はいなくなってるかもしれない

 お祖父さまが少年時代の当時に鮎がいた、と言われると非常に調べるのは困難

 それが泳ぐ川は複数あるし、お父様が住んでいた場所のすぐ近くにあったかは怪しい
 …鮎の生息するどの川が地図上、距離的に近いか…
 何て話になると急に曖昧になって特定ができなくなる…

 川魚だけど、海に出るってうちの人も言ってた
 
→20世紀初頭の鮎の生息分布などを充分調査した人間の内心描写とは思えない
→金蔵の故郷まで行ったのも本当に単なる観光旅行だったのではないか?
→ヨーロッパの川に鮎はいないことに気が付いていない可能性が高いと推定

→議論のシーンの蔵臼や留弗夫の鮎の知識は台詞のみで内心描写がない
→牽制で知らない振りをしたとも本当に知らなかったとも考えられる

→これだけでは日本or東アジア説以外を否定するほどの根拠ではないと判断

■両側回遊性
・鮎→海に出て川に戻る→国際航路と接続する国際列車
&ラインの黄金

→国際特急ラインゴルト(Rheingold)

・ライン→ライン川→川
・ゴルト→金→Au→鮎
→鮎の川

 なるほど…鮎の川とはそういう意味なのね
 

・ドイツ・オランダ経由でロンドン・バーセル(スイス)間を1日で結ぶ
→スイス側はジュネーブまで運行していた時期もある
→1928年に運行開始→1987年、六軒島の事件の翌年に運行終了
→後年の事件関係者やウィッチハンターから見ても気付きにくい手がかり
→1998年に一度、登場70周年の記念列車が運行されている
→1998年にだけは記念運行をきっかけに気付くチャンスがあった

■ジュネーブ
・ジュネーヴの紋章→司教の鍵と皇帝の鷲→2つの紋章の合成

・デキスター(向かって左半分)→双頭の鷲の左半分→片翼の鷲(に見える)
→同様の理由で片翼の鷲に見える紋章はジュネーブ以外にも多数ある
→ウィリアムテルの伝説のアルトドルフ(ドルフ=ドイツ語で里)など

・シニスター(向かって右半分)→二本の鍵の右半分→黄金の鍵(天国の鍵)
→司教の鍵は交差する金銀の鍵(two keys in saltire)が一般的と思われる
→この街の司教区の紋章は背中合わせの二本の鍵(two keys addorsed)か?

・ディミディエイション→元の紋章を単純に分割して組み合わせる
・インペイルメント→分割した領域それぞれに元の紋章全体を描く
→ディミディエイションでは使用しない領域の図柄が残らない
→廃れているらしい→が、ジュネーヴの紋章はディミディエイションか?

→結果的に片翼の鷲と黄金の鍵が並んだ紋章に見える

・ジュネーブシール→スイス(ジュネーブ)時計の品質保証マーク(上記紋章使用)
→時計に仕掛けがあることを暗示?→玄関ホールには肖像画と大時計がある

■ロンドン
・楼座は動物園にパンダが居ることを知っていた
→1967年にパンダが居た動物園はロンドン動物園
&碑文掲載頃、ヨーロッパで特に日本企業が多く進出していた
→右代宮家の事業でもこの都市に海外拠点を置いていた?
→作品外実在企業では住友金属鉱山(非鉄)・新日本製鐵(当時)などが?
→金蔵もかつての故郷以上に現在の事業拠点の情報には詳しかったはず


 川を下れば、やがて里あり
 

・里→Dorf→デュッセルドルフ(Düsseldorf)

→国際特急ラインゴルトで海に向かえば、やがてデュッセルドルフ中央駅あり

■デュッセルドルフ
・碑文掲載頃、ヨーロッパで特に日本企業が多く進出していた
→現在でも人口の1%以上が日本人という
→右代宮家の事業でもこの都市に海外拠点を置いていた?
→作品外実在企業では住友金属工業(鉄鋼)・新日本製鐵などが?
→ロンドンとの行き来に国際特急ラインゴルトを活用していた?

→であれば右代宮家の海外事業をある程度把握していれば気付ける暗号

・戦災被害が大きく、復興時に街並みが大きく変わっている
→金蔵が少年時代を過ごした故郷もこの街である可能性もある


 その里にて二人が口にし岸を探れ
 

・岸→Ufer→デュッセルドルフ内のライン川岸(Rheinufer)の名
→上流から順に→Mannesmannufer→Rathausufer→Schloßufer→Tonhallenufer

□Mannesmann→Mann es Mann
・Mann→男→Mann es Mann→二人
・Mann→夫→二人

□Rathaus→市役所→Rat Haus
・Rat→助言・口添え→口にし

□Schloß→錠前→近くに鍵がある?

→デュッセルドルフにてMannesmann岸、Rathaus岸、Schloß岸を探れ


 そこに黄金郷への鍵が眠る
 

■ライン河畔遊歩道(Rheinuferpromenade)
・探るべきMannesmann岸、Rathaus岸、Schloß岸の全てを通っている
・遊歩道なら3文字→全然6文字に満たない
→プロメナーデorプロムナードなら6文字
・発祥は1900年頃→金蔵の少年時代にも適合
→現在の遊歩道の完成は1995年?
→戦後の復興で自動車道になっていた??
→交通量が問題になり道路を地下化して地上を遊歩道にした???
→交通量のピークは1980年代????

 ↓

■国道1号線(Bundesstraße 1)(B1)
・探るべきMannesmann岸、Rathaus岸、Schloß岸の全てを通っている
→南北にドイツを貫く国際特急ラインゴルトと交差し、東西にドイツを貫く(十字を描く)
→デュッセルドルフ内では約2kmの地下トンネル→九羽鳥庵への地下通路を暗示?
→トンネル完成は1993年、着工は1990年、決議は1987年で碑文とは無関係だが

 これが答えに間違いないって断言できるけど、これは全然6文字に満たない
 
→B1なら2文字→全然6文字に満たない表記はドイツ語の地図上では少ない
→Bundesstraße 1だと長すぎる
→Bundes、straßeだと各6文字だが意味の一部だけになる
→連邦道1号線と訳せば一応6文字だが鍵にはなりそうにない
→B-Einsでハイフンを含めて6文字とかいうのはありだろうか?
→そのまま読み上げてカナ書きしてベーアインス??(ベーアインツ???)

■B1→鍵穴

□鍵はB1→地下一階→ボイラー室?
・ボイラー室:工具棚or配管or中庭への扉→階段or焼却炉?

□鍵はB1→チェス盤上のマスの位置?
・左下スミの右隣:白のクイーン側ナイトの初期位置?

■碑文構造分析
■絵羽の解読方法の考察
■鍵
■鍵穴
■考察中のメモ